watchOS 27まとめ|Series 8は非対応?新機能と対応機種を解説

watchOS 27の新機能と対応機種 Apple Watch

Apple Watch向けの「watchOS 27」は提供開始済みです。2026年9月17日の確認時点では、OSの配信状況と、Siri AIなど個別機能の対応言語・提供時期を分けて判断する必要があります。Apple公式のソフトウェア提供開始発表

今回のアップデートでは、Siri AIの登場、新しいタップジェスチャー、スマートスタックの強化、「探す」アプリの統合、Workout Buddyの進化など、Apple Watchの日常的な使い勝手が大きく変わります。

一方で、これまでwatchOS 26を利用できたApple Watch Series 8・Series 7・Series 6・初代Apple Watch Ultra・Apple Watch SE(第2世代)はwatchOS 27の対象外になります。

この記事の結論
  • watchOS 27は提供開始済み。更新前に対応Watch・iPhoneとアプリの対応を確認
  • Siri AIがApple Watchに登場
  • アプリ一覧やスマートスタック、片手操作も進化
  • 「探す」アプリが1つに統合される
  • 屋内ランニング・ウォーキングの距離計測が改善
  • 対応機種はSeries 9以降・SE 3・Ultra 2以降
  • Series 8以前やSE 2はwatchOS 27非対応
  • Siri AIなど一部機能は日本語ですぐ使えるとは限らない

この記事では、Apple公式情報をもとに、watchOS 27で何が変わるのかを「実際の生活でどう便利になるのか」まで含めてわかりやすく解説します。

watchOS 27で何が変わる?主な変更点一覧

変更点 watchOS 27の内容
Siri Apple Intelligenceを活用したSiri AIが登場
Siriアプリ 会話履歴をまとめて確認できる専用アプリを追加
アプリ一覧 ダイナミックなアプリグリッドへ進化
片手操作 新しいシングルタップジェスチャーを追加
スマートスタック 状況に関連するウィジェットの提案を強化
Workout Buddy フィットネス履歴を使った分析・励ましを強化
屋内ワークアウト ランニング・ウォーキングの距離計測を改善
探す デバイス・人・持ち物を1つのアプリに統合
デザイン Liquid Glassの視認性を改善
通話 関連情報を表示する「通話のコンテクスト」
ウォレット QRコード・バーコードからカスタムパスを作成
対応機種 Series 9以降・SE 3・Ultra 2以降

watchOS 27の新機能を詳しく解説

1.Apple Watchに「Siri AI」が登場

watchOS 27で最も注目される新機能の一つがSiri AIです。

Apple Intelligenceを利用した会話型AIアシスタントになり、これまでより自然な会話ができるほか、ユーザー自身の情報をもとに必要な内容を探したり、アプリ上の操作を実行したりできるようになります。

Appleが紹介している例では、次のような操作が可能です。

  • ワークアウトのアイデアを相談する
  • 保存したメモの内容を探す
  • フライト情報を家族に共有する
  • 音楽を再生する
  • アクティビティリングの目標を変更する
  • オンライン情報をもとに質問へ回答する
こんな場面で便利
例えばランニング前に「今日はどんなトレーニングにしよう?」とApple Watchへ相談したり、外出先で以前保存した情報を手首から探したりできるようになります。iPhoneを取り出さずに済む場面が増えそうです。

2026年9月17日の確認時点で、AppleはSiri AIはベータ版として英語で提供され、日本語には2026年10月に対応予定と案内しています。日本語対応は今後の予定であり、すでに利用開始済みという意味ではありません。利用する際は対応機器・言語・地域などの条件を確認してください。Apple公式のwatchOS 27・Siri AIの案内。日本語の10月対応予定はAppleの提供開始発表を参照しています。

2.専用の「Siriアプリ」が追加

watchOS 27では、Siriとの会話をまとめて管理できる専用のSiriアプリも追加されます。

Apple Watchで始めた会話だけでなく、iPhoneでSiriに質問した会話の続きをApple Watchで再開することも可能です。

必要な会話はピン留めできるため、毎回同じ質問を一から始める必要も減ります。

こんな場面で便利
出かける前にiPhoneで調べていた内容を、移動を始めてからApple Watchで続きを確認するといった使い方ができます。

3.アプリ一覧が「ダイナミックなアプリグリッド」に

Apple Watchのアプリ一覧も変わります。

新しいダイナミックなアプリグリッドでは、お気に入りや最近使ったアプリなど、Siriが提案するアプリを自動的に目立たせる仕組みになります。

Apple Watchは画面が小さいため、たくさん並んだアプリアイコンから目的のアプリを探す作業は意外と面倒です。

こんな場面で便利
朝に天気や乗換案内、運動中にワークアウトなど、その時によく使うアプリへアクセスしやすくなれば、Digital Crownを回しながら目的のアイコンを探す手間を減らせます。

4.新しいシングルタップジェスチャー

watchOS 27では、人差し指と親指を一度タップする新しいシングルタップジェスチャーが追加されます。

このジェスチャーを使うと、スマートスタックからウィジェットを選び、必要な情報を片手で確認できます。

こんな場面で便利
電車でつり革につかまっている時や、買い物袋を持っていてもう片方の手がふさがっている時など、Apple Watchの画面を直接操作しにくい場面で役立ちます。

5.スマートスタックの提案がさらに賢くなる

文字盤から必要な情報へ素早くアクセスできる「スマートスタック」も強化されます。

watchOS 27では、ユーザーの状況に関連したウィジェットがこれまで以上に表示されるようになります。

Apple公式では、次のような例が紹介されています。

  • 親しい人の誕生日にメッセージを送る
  • 駐車した場所を確認する
  • 特定の休日の睡眠アラームを変更する
  • 交通系ICカードを固定して残高を確認する
こんな場面で便利
休日だけ普段の睡眠アラームを変更したり、電車へ乗る前に交通系ICカードの残高をすばやく確認したりと、「必要になってからアプリを探す」操作を減らせそうです。

Apple Watchが単にアプリを開いて使う端末から、その時に必要そうな情報を先回りして表示してくれる端末へ近づく変更といえます。

6.Workout Buddyがさらに進化

フィットネス機能では「Workout Buddy」が強化されます。

ペース・距離・ワークアウト時間の進捗などを分析し、これまでのフィットネス履歴をもとに、ユーザーに合わせた励ましを届けます。

さらにwatchOS 27では、対応条件を満たせばiPhoneが近くにない状態でもWorkout Buddyを利用できるようになります。

こんな場面で便利
ランニング中にiPhoneを手に持ったりポケットへ入れたりせず、Apple Watchを中心にワークアウトを続けたい人には便利な変更です。

Workout Buddyには、対応するApple Watch、Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneとのペアリング、Bluetoothヘッドフォンなどの条件があります。iPhoneを近くに持たずに使えることと、対応iPhoneとのペアリングが不要なことは別です。OSを更新できるiPhoneであっても、Apple Intelligenceの条件を満たすとは限りません。

2026年9月17日の確認時点では、Workout Buddyの対応言語一覧に英語とスペイン語が掲載され、日本語は含まれていません。端末とSiriの言語設定も確認してください。Apple公式の機能別対応言語、Workout Buddyの公式利用条件(英語)

7.屋内ランニング・ウォーキングの距離計測を改善

watchOS 27では、モーショントラッキングのアルゴリズムが改良されます。

これにより、トレッドミルを使ったランニングやウォーキングの距離を、Apple Watchからより正確に測定できるようになります。

こんな場面で便利
雨の日にジムのトレッドミルで走る人や、真夏・真冬は屋外を避けて室内でウォーキングする人にとって、実感しやすい改善になりそうです。

8.「探す」アプリが1つに統合

従来のApple Watchでは、

  • デバイスを探す
  • 人を探す
  • 持ち物を探す

が分かれていました。

watchOS 27ではこれらが1つの「探す」アプリに統合されます。

iPhoneなどのデバイス、AirTagなどを付けた持ち物、位置情報を共有している人を、同じアプリから確認しやすくなります。

こんな場面で便利
外出前に「iPhoneはどこ?」「AirTagを付けたカギはどこ?」と確認したい時に、用途ごとに別の「探す」アプリを選ぶ必要がなくなります。

9.Liquid Glassがより見やすくなる

Apple製OSで採用されている「Liquid Glass」も改善されます。

watchOS 27では光の屈折がより均一になり、コントラストが向上することで読みやすくなるとAppleは説明しています。

Apple Watchは表示領域が小さいため、単純な見た目の変化だけでなく、文字や操作項目の視認性が改善されるかも注目したいポイントです。

10.「通話のコンテクスト」で必要な情報を先回り表示

watchOS 27では、法人の番号へ電話をかけた際に、関連情報を自動的に集めて表示する「通話のコンテクスト」が追加されます。

Apple公式では、航空会社へ電話すると、メールアプリに保存されているフライトの予約コードなどをApple Watchへ表示する例が紹介されています。

こんな場面で便利
航空会社のカスタマーサービスへ電話しながら「予約番号はどのメールだった?」とiPhoneの受信箱を探す手間を減らせます。

なお、この機能についてAppleは英語から対応予定と案内しています。

11.ウォレットでQRコード・バーコードからカスタムパスを作成

ウォレットアプリでは、図書館カードなど、QRコードやバーコードを使うカードからカスタムパスを作成できるようになります。

作成したパスはウォレットアプリから表示したり、スマートスタックへ固定したりできます。

こんな場面で便利
日常的に使う会員証などをApple Watchへまとめておけば、カードを探したりスマートフォンを取り出したりする手間を減らせます。

ウォレットのカスタムパスは、現在のApple公式OSページでは英語で利用できる機能として案内されています。手持ちのカードや利用先で使えるかは別途確認してください。

12.細かな使い勝手も改善

watchOS 27では、ほかにも日常的な操作に関する改善が予定されています。

  • Apple Watchで音楽が再生されるまでのタイミングを高速化
  • フィットネスアプリの歩数とヘルスケアアプリの歩数を同期
  • バッテリー最適化を提案
  • 子ども向けアカウントの安全機能を強化

派手な新機能ではありませんが、Apple Watchを毎日使っている人ほど便利さを実感しやすい部分です。

watchOS 27の対応機種

Apple公式が案内しているwatchOS 27対応モデルは次のとおりです。対応機種表は2026年9月17日に再確認し、Series 12・Ultra 4を追加しました。Apple公式の対応機種一覧

Apple Watch watchOS 27
Apple Watch Series 12 対応
Apple Watch Series 11 対応
Apple Watch Series 10 対応
Apple Watch Series 9 対応
Apple Watch Ultra 4 対応
Apple Watch Ultra 3 対応
Apple Watch Ultra 2 対応
Apple Watch SE 3 対応

また、watchOS 27を利用するには、iOS 27を搭載したiPhone 11以降、またはiPhone SE(第2世代以降)との組み合わせが必要です。

Series 8やSE 2は非対応|watchOS 26との違い

watchOS 27で特に注意したいのが、対応機種の変更です。

watchOS 26はApple Watch Series 6以降、Apple Watch SE(第2世代)以降、すべてのApple Watch Ultraに対応しています。

一方、watchOS 27では対応モデルがSeries 9以降・SE 3・Ultra 2以降へ変更されました。

モデル watchOS 26 watchOS 27
Series 11 ○ ○
Series 10 ○ ○
Series 9 ○ ○
Series 8 ○ ×
Series 7 ○ ×
Series 6 ○ ×
Ultra 3 ○ ○
Ultra 2 ○ ○
Ultra(第1世代) ○ ×
SE 3 ○ ○
SE 2 ○ ×
注意
現在watchOS 26を使えているApple Watchでも、すべてのモデルがwatchOS 27へアップデートできるわけではありません。

Series 8以前やSE 2なら買い替えるべき?

watchOS 27に対応しないからといって、すぐにApple Watchを買い替える必要はありません。

現在使っているApple Watchの機能に不満がなく、watchOS 27の新機能が必要なければ、そのまま使い続ける選択肢もあります。

一方で、次のような状況なら買い替えを検討する理由になります。

  • Siri AIなどwatchOS 27の新機能を使いたい
  • バッテリーの持ちが悪くなってきた
  • 動作速度や画面の見やすさに不満がある
  • 数世代前のApple Watchを長く使っている

「watchOS 27にできないから買う」ではなく、現在のApple Watchに不満があるか、新機能を本当に使いたいかで判断するのがおすすめです。

買い替えを検討する場合は、Apple Watch SE 3・Series 12・Ultra 4の価格・電池・選び方の比較で、必要な機能と追加費用を確認してください。今のWatchで目的を満たせるなら、買い替えを急ぐ必要はありません。

日本ではすぐ使えない機能に注意

watchOS 27で紹介されている機能のすべてが、日本語環境で公開直後から利用できるわけではありません。

機能 対応言語・確認時点
Siri AI 英語でベータ提供中・日本語は2026年10月対応予定(9月17日確認)
Workout Buddy 英語・スペイン語。日本語は一覧に未掲載(9月17日確認)
通話のコンテクスト 英語から対応予定との8月時点の案内。現在の利用条件は公式で確認
ウォレットのカスタムパス 英語で利用可能との現行OSページの案内。カードやサービス側の条件も確認

そのため、「watchOS 27へアップデートすれば日本語でSiri AIをすぐ使える」とは考えない方がよいでしょう。

正式公開後に提供地域や対応言語が変更される可能性もあるため、利用したい機能がある場合はApple公式サイトで最新状況を確認してください。

watchOS 27へアップデートした方がいい?

Series 9以降・Ultra 2以降・SE 3を使っている場合、watchOS 27は操作性を中心に改善点の多いアップデートです。

特に、

  • 「探す」アプリをよく使う
  • スマートスタックを活用している
  • 片手でApple Watchを操作したい
  • トレッドミルをよく利用する

といった人は、Siri AIを除いてもメリットを感じやすいでしょう。

一方、Siri AIを最大の目的にしている場合は、日本語対応の開始時期を確認してから判断しても遅くありません。

また、正式公開直後はアプリ側の対応状況やバッテリー消費などが変化する可能性があります。仕事などでApple Watchを重要な用途に使っている場合は、利用するアプリの対応や最新の案内を確認してからアップデートする方法もあります。

watchOS 27についてよくある質問

watchOS 27はいつ公開されますか?

watchOS 27は提供開始済みです。Appleは2026年9月14日付の公式発表で提供開始を案内しています。更新が表示されるかは、対応するApple WatchとiPhoneを確認し、Watchアプリのソフトウェアアップデート画面で確認してください。

Apple Watch Series 8はwatchOS 27に対応しますか?

対応しません。watchOS 27はApple Watch Series 9以降が対応モデルとなっています。

Apple Watch SE 2はwatchOS 27に対応しますか?

対応しません。Apple Watch SE(第2世代)はwatchOS 26には対応していますが、watchOS 27の対応モデルには含まれていません。

初代Apple Watch UltraはwatchOS 27に対応しますか?

対応しません。Apple Watch Ultraシリーズでは、Ultra 2以降がwatchOS 27の対応モデルです。

watchOS 27にするとSiri AIを日本語で使えますか?

2026年9月17日の確認時点では、Siri AIは英語のベータ版として提供され、日本語には2026年10月に対応する予定です。watchOS 27へ更新するだけで、直ちに日本語で使えるとは限りません。対応機器・言語・地域と実際の提供開始をApple公式で確認してください。

watchOS 27は無料ですか?

watchOS 27は対応するApple Watch向けのソフトウェアアップデートとして提供開始済みです。個別機能の利用条件、通信料、関連サービスの契約条件はOSの更新とは別に確認してください。

まとめ|watchOS 27はAIだけでなく普段の使いやすさも進化

watchOS 27というとSiri AIが注目されますが、実際にはApple Watchを毎日使う時の細かな操作性が大きく改善されるアップデートです。

  • Siri AIと専用Siriアプリが登場
  • ダイナミックなアプリグリッドを追加
  • 新しいシングルタップジェスチャー
  • スマートスタックの提案を強化
  • Workout Buddyを改善
  • 屋内ランニング・ウォーキングの計測精度を向上
  • 3種類の「探す」アプリを統合
  • Liquid Glassの視認性を改善
  • 通話時に関連情報を表示
  • QRコード・バーコードからウォレットのカスタムパスを作成

一方、対応モデルはSeries 9以降・SE 3・Ultra 2以降となり、Series 8以前やSE 2、初代UltraはwatchOS 27へアップデートできません。

ただし、非対応だからといって急いで買い替える必要はありません。

「今のApple Watchで困っていることがあるか」「watchOS 27の新機能を使いたいか」を基準に判断するとよいでしょう。

Siri AIの日本語対応は2026年10月の予定として案内されています。他の機能の対応言語・提供地域とは区別し、使いたい機能ごとにApple公式で最新の利用条件を確認してください。

※2026年8月28日に作成。配信状況、Siri AIの日本語対応予定、Workout Buddyの利用条件・対応言語、対応機種表は2026年9月17日に公式情報で再確認しました。その他の機能説明には作成時点の案内も含まれます。機能、対応言語、対応地域、提供時期は変更される場合があります。

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